生まれてすぐ使える!新生児期におすすめの抱っこ紐3選
初めての子育てで出産後すぐの生活に抱っこ紐って必要なのかなぁ?と思いますよね。ズバリ、必要です!産後のイメージがつかずに抱っこ紐を買わないまま新生児との生活がスタートした私が、必要性を感じて大急ぎで用意した抱っこ紐をご紹介します。
まず、抱っこ紐って便利です。
新生児期ってあっという間だから抱っこ紐って必要ないよね〜
そんなことない!抱っこ紐があると生活がすっごく楽になるよ!
準備しておけばよかった!
最初はいらないかな〜と思っていた新生児期の抱っこ紐。確かになければ無いでなんとかはなりますが、抱っこ紐を使ってみたら圧倒的に生活の自由度が増しました!
自らの両手で抱っこしれてばいいやと呑気に考えていた私は、出産後病院での生活で既に抱っこ紐の必要性に気づき、大急ぎでネット注文しました。
出産直後からほぼ抱っこの生活がスタート
生まれたばかりの赤ちゃんとの暮らしはほとんどが抱っこになります。なぜなら一回に30〜40分ほどかかる授乳タイムが24時間休みなく2〜3時間ごとにやってくるから!
そのほかにもゲップやオムツ替え、汚したお洋服のお着替えなんかも含めると気の休まる時間はほんの一瞬、、。
しかも、首も座らない赤ちゃんの抱っこは完全に両手が塞がってしまい、ケータイをいじることもテレビのリモコンを取ることも、さらには簡単にトイレに行くことさえできなくなってしまいます。
しかし!抱っこ紐を活用することで片手、あるいは両手が使えるようになるので圧倒的に出来ることが増えるのです!
とはいえ、抱っこ紐を使わず両手に我が子を抱くのは今しかできない、しあわせで大切なコミュニケーションの時間。楽さを追求するというより、赤ちゃんとの暮らしに幅を持たせてママパパのストレスを減らすという思いで抱っこ紐をおすすめしたいと思います。
ちなみに、、
家庭によって様々かと思いますが、我が家の場合は一日中ほぼ抱っこの暮らしが2〜3ヶ月ほど続きました。
【おすすめ抱っこ紐その1】スリング
新生児期にまずおすすめしたいのがスリング。こちらのタイプは生まれてすぐから使用でき、室内での寝かしつけの補助やちょっとしたお散歩などに便利な抱っこ紐になります。
ちなみに私は旦那と共にケラッタのスリング抱っこ紐を愛用していました。
こんな人におすすめ
- 産後すぐに使いたい人
- 抱っこで寝かしつけしたい人
- 両手での抱っこが大変になってきた人
スリングの使い心地
⚫︎新生児から使用できる
⚫︎着脱が簡単
⚫︎おくるみの代わりになる
⚫︎スリングごとベッドに降ろせる
⚫︎両手での作業はできない
⚫︎前屈みになると赤ちゃんが落ちそうになってしまう
⚫︎お散歩にはいいが、お買い物には不向き
⚫︎夏場は熱がこもりやすい
新生児から使用できる
生まれてすぐから使用できるのでとっても便利!体の小さい新生児のうちは縦抱きの抱っこ紐が使用ができないので、すぐ使用したい方はスリングおすすめです。
着脱が簡単
タスキのように斜めにかけるだけなので着脱がとても簡単!
赤ちゃんをセットする手順は慣れるまで大変に感じるかもしれませんが、一日に何度も授乳とおむつ替えがある新生児期のうちは抱っこ紐だけでも装着が簡単なものを選ぶのがGOOD。
おくるみの代わりになる
スリング自体が一枚布になっているで、おくるみの代わりになってモロー反射が防げます。我が子の場合、抱っこでようやく寝たと思ったら腕の中でモロー反射が起きてぐずったりしたのですが、スリングの布でモロー反射が防げてよく眠ってくれました。
スリングごとベッドに降ろせる
着脱が簡単なので眠った後にスリングごとベッドに降ろして背中スイッチを防ぐこともできました。(ベッド嫌いの我が息子の成功率は低かったですが、直接抱っこからベッドへ降ろすよりも確率はグッと上がりましたよ!)
両手での作業はできない
スリングは一枚布でできているので、首の座らない新生児の場合は首元をしっかり支えてあげる必要があります。なので抱っこ紐のように両手が使えるわけではないので、あくまで抱っこの補助として使用するようにしましょう。
前屈みになると赤ちゃんが落ちそうになってしまう
布の中にすっぽりと体を収めているだけで、固定されているわけではないので、何かものを拾おうとしたり靴を履こうとして前屈みになった先にするりと赤ちゃんが落ちてしまう危険があります。
赤ちゃんが落ちてしまわないように赤ちゃんの様子を見てしっかり抱き抱えましょう。
お散歩にはいいが、お買い物には不向き
ワンオペなどで買い物に行かなければならない際にはスリングはお勧めできません。前にもお伝えしたように両手が使えないし、ふとした拍子に赤ちゃんが落ちてしまう危険があるからです。
室内での寝かしつけや家の周りを少しお散歩するなど、あくまで抱っこメインの使い方をお勧めします。
買い物に行く際には誰かと一緒に行くか、amazonなどのネット注文も活用しましょう。
夏場は熱がこもりやすい
夏場の抱っこはとにかく熱がこもりやすいです。ようやく寝ついても気づけば暑さで目が覚めてしまったり、、
メッシュタイプのスリングもありますが、長時間の抱っこよりも、できれば周りの人に協力してもらって代わりばんこの抱っこでみんなの負担を軽くすることをお勧めします。
産後に少しでも楽にするために、スリングはおすすめ!
メリットデメリットはありますが、少しでも体の負担を減らすためにスリングはおすすめです。
【おすすめ抱っこ紐その2】ベビージョルン
生後1ヶ月ごろから、ママの外出もできるようになってきたらベビージョルンもおすすめです。スリングと違ってしっかりと赤ちゃんをホールドできるので、一人で赤ちゃんを連れてお買い物にも行けるようになりますよ!
装着にはちょっとコツが必要ですが、抱っこ紐の着脱は慣れるしかないなと思います笑
こんな人におすすめ
- 抱っこしながら家事をしたい人
- 赤ちゃんを連れてお買い物に出掛けたい人
- 出産予定が秋冬の人
ベビージョルンの使い心地
⚫︎抱っこ紐をつけたまま抱き降ろしができる
⚫︎冬場におすすめ
⚫︎使用は縦抱きができるようになってから
⚫︎歩いてると重心が下がる
⚫︎赤ちゃんのセットが大変
抱っこ紐をつけたまま抱き降ろしができる
ベビージョルンの特徴はズバリ、抱っこ紐をつけたまま抱き降ろしができるところ!
一般的な抱っこ紐は赤ちゃんを抱えて肩バックルをつけるタイプなのですが、ベビージョルンは抱っこ紐を装着してから最後に赤ちゃんをセットするタイプ。
抱き降ろしの際にいちいち抱っこ紐を外す必要がないのが便利なポイントです。
冬場におすすめ
ベビージョルンの抱っこ紐はコートを脱がなくても赤ちゃんの抱き降ろしが可能!
冬場はコートの下に抱っこ紐を装着するようになるのですが、ベビージョルンなら一回一回抱っこ紐を外さなくても、赤ちゃんをセットしているバックルだけ外すことで抱き降ろしができるので冬場の外出に大活躍してくれます。
冬場はただでさえ防寒グッズで荷物がかさむので、その中で一回一回コートを脱いで、抱っこ紐を外して、赤ちゃんを降ろして、、なんてやってると結構なストレスを感じます。
出産予定が冬場になるママパパさんにはベビージョルンをおすすめしますよ。
使用は縦抱きができるようになってから
新生児から使用が可能とは書いてあるのですが、実際使ってみた感想としてはやはり産後1ヶ月くらい経ってからの使用が安心かなと思います。
ふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこ紐で固定するのは気持ち的に大丈夫かしら、と不安にもなりますし、縦抱き抱っこに赤ちゃんが慣れてきたかなと思えた頃からの使用をおすすめします。
歩いてると重心が下がる
ベビージョルンのちょっとイマイチな点としては、長時間歩いてると徐々に重心が下に下がって腰に負担がかかってくることです。
おでこにキスできるくらいの正しい位置で装着しても、赤ちゃんの重みで少しずつ位置が下がってきてしまうんですよね、、
短時間の使用ならおすすめできるのですが、2〜3時間の長時間のお出かけや体重の重たいビックベビーにはエルゴベビーの抱っこ紐の方をおすすめします。
赤ちゃんのセットが大変
ベビージョルンの抱っこ紐の装着はちょっと独特です。抱っこ紐を装着してから赤ちゃんをセットするのですが、赤ちゃんを固定するのに4箇所のバックルを留めなくてはいけません。この4つのバックルが慣れるまで大変でした。
赤ちゃんは予期せぬ動きをしたりするので、特にぐずってる時なんかは自分も焦ってしまってバックルに赤ちゃんの皮膚を巻き込んでしまいそうになり、慣れるまでは着脱にストレスを感じました。
慣れてしまえば問題ないのですが、完母で育てる場合などは結局抱っこ紐自体を外さなければならないので完母かミルクか、ママの抱っこかパパの抱っこかによっても抱っこ紐の選び方が変わってくるかと思います。
【おすすめ抱っこ紐その3】エルゴベビー
我が家では生後半年後くらいにエルゴベビーの良さに気付いて購入したのですが、時巻き戻るなら新生児期に買っておけばよかったと後悔した一品です!
抱っこ紐といえばエルゴベビーという定番の商品になるのですが、新生児〜体重20キロまで赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるのが魅力ですし、長時間つけてても重心がズレることなく体の負担も軽いのがおすすめの点です。
こんな人におすすめ
- 抱っこしながら家事をしたい人
- 赤ちゃんを連れてお買い物に出掛けたい人
- 2〜3時間連続で抱っこ紐を使用したい人
- 赤ちゃんが成長しても長く使用したい人
エルゴベビーの使い心地
⚫︎腰が痛くなりにくい
⚫︎重心が下がらない
⚫︎成長に合わせて調整できる
⚫︎日よけ風よけフードが付いてる
⚫︎体が硬い人は装着に注意
腰が痛くなりにくい
ベビージョルンとここでは紹介していないポグネーという抱っこ紐を使用してきたおゆきですが、エルゴベビーはその中で圧倒的に腰への負担が少なかったです。
赤ちゃんの重さが抱っこ紐全体へ分散される作りになっているので、抱いた時に一番軽く感じたのもエルゴベビー!
長時間つけた時の負担が一番軽かったです。
重心が下がらない
長時間歩いた時も重心が下がってこないので、腰に負担がかかることなく使用できました。
成長に合わせて調整できる
新生児〜体重20キロまで使用可能なエルゴベビー。腰ベルトの箇所が赤ちゃんの身長に合わせて調整できるようになっているのであっという間に大きくなってしまう赤ちゃんでも長い間使用可能になっています。
日よけ風よけフードが付いてる
エルゴベビーの良さはフードが予め付いていること!他の抱っこ紐だとオプションで付けないといけなかったりするのですが、エルゴベビーはフードが最初から付いているのでその必要がありません。
赤ちゃんが寝付いた時にフードがあると光や音を遮ってくれますし、安心するのか寝付きも良くなります。
フードも縫い付けてあるので落としてしまう心配もなし。痒いところに手が届くような心遣いです!
体が硬い人は装着に注意
唯一難点があるとすれば、装着時に肩バックルを留めるのに苦労すること。
これも慣れてしまえば問題ないのですが、着脱時に肩紐と肩バックルの長さや位置などを自身の装着時に付けやすい位置に一回一回調整することで装着しやすくなります。
ライフスタイルに合わせて
抱っこ紐選びも赤ちゃんのサイズやご自身の使用したい時期、ライフスタイルによって変わってくると思います。
安い買い物ではないのですが、抱っこ紐があるなしでは生活の快適さがグッと変わってくるのでほんとにおすすめですよ。
最後に
おゆきの実際使用してみた3種類の抱っこ紐。最後にそれぞれの良さとイマイチな点を一点ずつ伝えるとしたらこう!
【スリング】
生まれてすぐから使える!
赤ちゃんを支える必要があるので家事やお買い物には不向き
【ベビージョルン】
秋冬のお出かけに便利!
長時間のお出かけには向かない。
【エルゴベビー】
長時間&長期間での使用におすすめ!
肩バックルを留めるのに慣れが必要
いろんな抱っこ紐があって悩まれるかもしれませんが、ぜひ店頭などで試着してご自身に合ったものを探してみてくださいね。
3種類の抱っこ紐を使用してみた経験が少しでも参考になればうれしいです。